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【書評&要約】『キャリアロジック』から学ぶ“キャリアの真実”とは

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「年収1000万円、目指したいな〜」

「転職を考えているけど、転職について知りたいな〜」

などと、悩んでいる方にぜひ読んでほしい本があります。

それは、末永雄大さんが書かれた 『キャリアロジック〜誰でも年収1000万円を超えるための28のルール〜』という本です。

末永さんは、「すべらない転職」というWebサイトを運営している「アクシス株式会社」の社長様です。

実際、私は『キャリアロジック』を読んで転職を決意し、

手人材会社に転職しました!

あなたも本記事を読み『キャリアロジック』を読めば、キャリアについて理解し、人生を変えることができるでしょう!

そんな私が、個人的に大事だと思った3つのポイントについて解説していきます。

大事な3つのポイント

3つのポイントは下記のとおりです。

ポイント

①キャリアの真実

②キャリアビジョンを設計

③ファーストキャリアは「無形商材×法人営業」がオススメ

それぞれ解説していきますね。

①キャリアの真実

結論を先に言うと、「会社のブランドではなく、個人のブランドを築くこと」です。

そもそも、「キャリア」ってなんだと思いますか?

大手企業に就職すること、公務員になること。

私もそれが「キャリア」だと思って疑いませんでした。

なぜ大手企業に就職や、公務員になることがキャリア形成だと思うのか。

それは、「年功序列」・「終身雇用制度」により、エスカレーター式にキャリアアップができたからなんです。

しかし、日本経済が成熟・衰退期に入った現代において、

これまでのキャリア形成方法はまったく通用しなくなっています。

なぜか?

それは、会社の寿命よりも人の寿命の方が長いからです。

医療技術の発展で人の健康寿命が延びる→市場環境が変化するスピードが上がり、会社の寿命が短くなる

つまり、終身雇用制度の維持が難しくなってしまいました。

1社に勤め上げる今までのキャリア形成に、無理があるのがお分かりいただけたのではないでしょうか。

そんな現代なので、会社に依存するのではなく、「個人で何ができるか」に注目することが重要になってきます。

学歴・資格の有無なんて関係ありません。

何の業界で、どんな職種で何をやってきたか。この実務経験が、キャリア形成で最も重要となります。

どこに所属していたではなく、あなただけが経験してきたことが、

キャリア形成となり、個人のブランドを築くことになります。

②キャリアビジョンを設計

キャリアビジョンというのは、自分独自の将来なっていたい姿を言語化したもです。

キャリアビジョンを設計しておくと、仕事でついらいこと、迷いが出た時の心の拠り所になります。

今この仕事をしている理由は、「理想の姿」になるためのステップだと、再認識できるということですね。

どうやって設計するかは、ぜひ本を読んでほしいのですが、参考までに私が設計したキャリアビジョンを紹介します。

キャリアビジョン

ありたい姿

10年後までには、年収1000万円以上稼ぎたい!

現在の自分

24歳の地方公務員。年収300万円ぐらい。

ありたい姿と現在の自分のギャップ

・年功序列で給料が上がりにくい。

・そもそも地方公務員で年収1000万円なんて不可能。

・どうやら年収というのは「業界×職種」で決まるらしい。

・未経験からでも参入しやすい職種、「営業」で自分のキャリアを形成しよう。

ギャップを埋めるために、「転職」だ!

ざっくり簡単ではありますが、こんな感じで設計しました。

「こんな自分になりたいんだ!」と思ったら、自分の現在地を知り、ギャップを埋めることが大切です。

さて、私は地方公務員からの転職で「人材業界の法人営業」に決めたわけですが、決め手は何だったのか。

次のポイントで解説します。

③ファーストキャリアは「無形商材×法人営業」がオススメ

未経験からでも参入しやすいのは、「事務職」か「営業」です。

しかし、「事務職」を正社員で採用する企業は少なく、派遣スタッフでまかなう場合が多いんですよね。

となると、選択肢は「営業」に絞られます。

「営業がいいのはわかったけど、どんな営業をすればいいの?」

「年収を上げたいけど、特にやりたい仕事がない」

「専門スキルなんて持ってない」

という人たちは、「無形商材の法人営業」をやりましょう。

「無形商材の法人営業」はつまり、

「形のない商材を、企業に対して提案営業する」仕事のことです。

無形商材を取り扱っている業界は、下記の業界です。

無形商材を取り扱う業界

・人材紹介

・ITシステム開発

・広告代理店

・Webマーケティング

など

オススメ理由は、儲かる会社で働けるから。

無形商材は、仕入れや原価が必要ないケースがほとんどで、売り上げがそのまま利益になります。

さらに、企業が相手なので動く金額も大きいです。

例えば人材紹介の会社だと、企業に1人紹介するだけで、内定者の年収の3割程度の報酬がもらえます。

転職志望者が増えている現在、今後も伸びていく業界でしょう。

そして儲かっている会社は、社員に給料、もしくは福利厚生として還元してくれる傾向にあります。

また、「無形商材の法人営業」は知識が必要です。

ただ、一度身につけた知識は今後も自分の武器になります。

つまり、次の転職先を探す時に、有利になります。

まとめ

今回は3つ紹介しましたが、他にもキャリアの参考になることが多く書かれています。

・転職しようと思っている

・転職までは考えていないが、この会社に居たままでいいのか漠然とした不安がある

そんな悩みを抱えた人たちに、ぜひ読んでほしい一冊となっております!

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